わたの原八十島かけて漕ぎ出ぬと
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これやこの行くも帰るも別れては
花の色は移りにけりないたずらに
我が庵は都のたつみしかぞ住む
かささぎの渡せる橋におく霜の
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の
田子の浦にうち出でてみれば白妙の
あしびきの山鳥の尾のしだり尾の
春すぎて夏来にけらし白妙の
秋の田のかりほの庵のとまをあらみ