月見れば千々にものこそ悲しけれ
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吹くからに秋の草木のしおるれば
今来むといひしばかりに長月の
侘びぬれば今はた同じ難波なる
住の江の岸による浪よるさへや
ちはやぶる神代も聞かず龍田川
立別れいなばの山の嶺におふる
君がため春の野に出でて若菜つむ
陸奥のしのぶもぢずり誰故に
筑波嶺の峯より落つるみなの川