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今はただ思ひ絶えなむとばかりを
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夜をこめて鳥のそら音ははかるとも
いにしえの奈良の都の八重ざくら
大江山いくのの道の遠ければ
やすらはで寝のましものを小夜更けて
有馬山ゐなのささ原風吹けば
めぐり逢ひて見しやそれともわかぬまに
あらざらむこの世のほかの思ひ出に
滝の音は絶えて久しくなりぬれど
忘れじの行く末まではかたければ